ピンポーン
インターホンが鳴る。 時計を見る。誰だか確認しなくても、すぐにホープ君だと言う事が解った。 毎回この時間に家を訪ねるものといえば、彼しかいない。
「はいはーい!」 セラは洗い物をしていた手を止め、玄関のドアを開けた。 予想通り、見慣れた銀髪の少年がそこに居た。